WHAT IS
FRAME RUNNER?
自分の足で、風を切って走るということ。それは人間の原初的な喜びであり、身体と心を大きく躍動させるエネルギーです。障がいや身体的制限によって「走る」ことを諦めていたすべての人に、その自由を解放する革新的なスポーツギグ、それがフレームランナーです。
フレームランナーの
定義と機材構造
フレームランナー(Frame Runner)とは、脳性麻痺(CP)、低緊張、自立歩行が困難な身体障がい、または運動機能の低下が見られるシニア層向けに開発された、ペダルのない革新的な「三輪走行補助器具」です。旧称をレーサーランナー(RacerRunner)とも呼びます。
ユーザーは、胸部を支える専用のサポートフレーム(サドルとチェストサポート)に身体を預けることで、自身の体重を機材に分散。これにより、両足への過度な負担が軽減され、自立立位を保ちながら、自分の足で地面を蹴って前方へと自由に「歩く」「走る」ことが可能になります。
パラスポーツとしての
歩みと世界的な発展
-
1980年代後半(デンマークでの誕生)
障がいを持つ人々が日常的に、かつ安全にスポーツを楽しめる手段としてデンマークで考案・開発されました。これが現在の「フレームランニング」の起源となります。
-
2017年(国際競技連盟の公認)
国際脳性麻痺者スポーツ・レクリエーション協会(CPISRA)により陸上競技の正式種目として認可。ヨーロッパを中心に競技人口が爆発的に増加しました。
-
2018年〜現在(パラリンピックへの道)
世界パラ陸上競技連盟(World Para Athletics)の公式プログラムに組み込まれ、パラリンピック正式種目採用へ向けて世界中で大会が開催。日本国内でも「日本フレームランニング連盟」が発足し、普及が加速しています。
① 身体的・医学的効果
自分の足で繰り返し地面を蹴る運動により、下肢の筋力強化や関節可動域の拡大を促します。また、直立姿勢での有酸素運動が可能になるため、心肺機能の向上、消化器官の活性化、さらには骨密度の維持など、リハビリテーションにおいて多大な医学的メリットが報告されています。
② 精神的・心理的効果
日常的に車椅子や介助を必要とするユーザーが、他者の力を借りずに自らの意志で進み、スピードを出すという体験は、圧倒的な「自己効力感」と「自立心」を育みます。視点が高くなることで視野が広がり、精神的なウェルビーイングに劇的なポジティブ効果をもたらします。
③ 社会的・共生のベネフィット
TERANOが展開するサッカースクールや地域のパラスポーツイベントを通じて、健常者と同じフィールドで共に走り、汗を流す機会が生まれます。年齢や身体の障がいを超えたコミュニティが形成され、真のインクルーシブ(包摂的)社会の実現に寄与します。
体験・試乗・導入のご相談
株式会社TERANOは、連盟公認スタッフとともに一人ひとりの身体に合ったフレームランナーをご提案します。